いろいろな場所にまつわる想い出などが綴られたエッセイ集。一言で言うと、これだけになってしまうけれど、単純に遊びに行ったとか、書くために訪れたとか、そんな場所ではなくて、川上弘美さんの居場所みたいなものを感じてしまう。時には居心地の悪い銀座の歪んだ四角い地帯の話もあるけれど、大半は居心地の良い場所であったり、川上弘美さんという人を作ったいろんな場所であったりする。とても読みやすいエッセイだった。
(119冊目/2009年)
今日は鎌倉ではなく、横浜市金沢区に散策に行ってきた。横浜市と言っても、鎌倉の隣で、鎌倉に関係の深い場所である。一番行ってみたかったのは、北条実時が建立したと言う称名寺。池を中心に広々とした境内を持つ大きなお寺で、ちょうどこの時期は沢山の彼岸花が咲く。
家の近所からバスに乗って、金沢八景駅へ向かう。一部渋滞していたので、50分くらいかかってしまったが、道が空いていたなら、30分少々で行けそうである。朝比奈切通の近くを通るバスだから、今度また朝比奈あたりのハイキングコースを歩くために、同じバスに乗ってみようと思った。バスが着くのは、京急の金沢八景駅近くである。そこから、歩いていろいろ回った。称名寺は京急金沢文庫駅の方が近いようだ。帰りは、シーサイドラインの駅まで歩き、新杉田経由で電車で帰ってきた。
神奈川県はいろんな観光地があるものだと思う。横浜市にもいろいろな見どころがある。近代的なみなとみらいから、自然豊かな公園や遊歩道みたいなところもある。何よりも箱根があったりして、行き先には困らない。遠出しない分、経済的な休日を過ごせる。どこへ行っても、日帰りで楽しめる場所ばかりである。三浦半島だけを見ても、いろいろなところへ行ってみたくなる。秋の気候が良いうちに、あちこちを歩いてみようと思っている。
今日も、とても良い散策をした。この5連休は、実に充実した5連休になりそうである。行きたいところばかりで、休みが足りないくらいである。秋の青空が広がったら、どこかへ出かけたくなって堪らない。
こういう本は、初めて読んだ気がする。司馬遼太郎さんが、その作品の中で表現した、人生観や人間観をピックアップした箴言集である。実は、司馬遼太郎さんというベストセラー作家の書かれた本をまともに読んだことがない。微かに記憶があるのは、『竜馬がゆく』を読みかけて、あっさりと挫折したことくらいだろう。そして、連想するのは、NHKの大河ドラマである。そう言えば、来年はまた坂本龍馬が主人公らしい。『竜馬がゆく』が原作ではなくて、オリジナルらしい。
(118冊目/2009年)
昨日の2.2万歩の後遺症ではないけれど、連休の中日は家でのんびりして過ごした。出かけたのは、お昼に最寄り駅近くの中華料理屋さんにサンマーメンを食べに行っただけ。昨日とはがらっと変わって、空はずっと雲に覆われていた。時々薄日が射す程度で、青空はほとんど見えなかった。秋の天気は変わりやすいものである。
お昼を食べて帰って来てから、ビールを飲んで昼寝をしたりと、本当にのんびり過ごした。昼寝したせいで、今夜は眠くなるのは遅くなりそうであるが、昼寝のせいで読めなかった本でも読もうと思っている。連休中に最低5冊は読もうと決めた目標からすると、今日は1冊読んでおきたいが、時間的にはどうやら読めそうもない感じである。とりあえず、少しだけでも読み進めておくことにしたい。
あとはやりたいことが沢山あったのだけど、結局ほとんど何もできていない。長い休みの時は、だいたいこんな感じになって、終盤に焦ってしまうのだけど、それほどあわてても仕方ないので、連休が終わっても、2日会社に出たら、またお休みと言うわけで、もっと長い目で見て、のんびり、じっくりやろうと思う。今日はとりあえず、そんな感じの休養日なのだから。
昨日は、朝からすっきり晴れて、秋の青空が広がった。居ても立っていられなくなって、午前10時頃にはひとりで家を出て、お昼頃に奥さんと鎌倉駅で待ち合わせすることにした。まずは、ひとりで北鎌倉の円覚寺を散策。それにしても、すごい人出だった。紫陽花の頃の人出だったけれど、円覚寺がこれほど大勢の人出だったのは、初めてだと思う。いつももっと早い時間に歩いているからかも知れないけれど。
円覚寺を訪れて、初めて知ったのだけど、円覚寺だけでいろんな彼岸花に出会える。紅い彼岸花は当然あって、白い彼岸花も沢山咲いていた。境内の奥の方に行くと、この黄色い彼岸花に出会えた。どうやらショウキズイセンと言うらしいが、ヒガンバナ科の花である。普通の彼岸花よりもかなり大きい。
円覚寺を歩いた後で、東慶寺にも立ち寄ろうと思っていたのだけど、時間がかかったので、鎌倉駅で奥さんと合流した。お昼は若宮大路のカフェで済ませ、踏切を渡ろうとしたら真っ赤な彼岸花が目に付いた。彼岸花のイメージはやっぱり、こんな感じなのである。道端に咲いているイメージである。
それにしても、江ノ電の鎌倉駅はすごかった。入場制限をしていて、駅前のロータリー(江ノ電側)をぐるりと待ち行列が続いていて、目を疑った。こんな人出は見たことがない。待ち時間はそれほど長くなくて、すぐに電車に乗れたのだけど、気候が良くなったこんな秋晴れの連休は、こんなことになるのだと感心してしまった。
待ち行列がすごかった江ノ電に乗り、江ノ島まで移動した。お天気が良いので、富士山が見えるのではないかと思っていたら、江ノ電の中からもうっすらと富士山の山の影が見えた。江ノ島で降り、腰越辺りを歩くことにした。鎌倉方面へ戻る形である。途中で、この龍口寺に立ち寄った。日蓮宗のお寺であるが、日蓮がここで処刑されかけたという場所なのである。鎌倉ではなく、藤沢市のお寺なのだけど、鎌倉に関わりのあるお寺である。ちょうど骨董品の市みたいなのをやっていて、面白かった。
腰越の海岸側に出て、小動(こゆるぎ)神社に立ち寄ってみたが、境内にちょっと海が見える場所があり、そこから見た江ノ島の写真を撮ってみた。太陽が徐々に西に傾いている頃だったので、海面の光がとても綺麗だった。
この後、腰越漁港の前を通り、江ノ島に渡った。人でごったがえす江ノ島神社の参道を通り、江の島サムエル・コッキング苑辺りまで歩いて、江ノ島亭と言う「男はつらいよ」のロケなどでも使われた眺めの良いお店で夕食を食べた。たまたま良さそうだと入ってみたお店だったが、ちょうど江ノ島の西側の海が一望できて、夕陽が綺麗に見える位置にある。綺麗な富士山も見えていて、感動的だった。久しぶりに見た感動的な景色だった。江ノ島にはいろんなお店があるけれど、このお店は夕暮れの風景が見えて、お勧めである。もちろん、食べるものも美味しい。
この日食べたのは、サザエの壺焼き、ハマグリ、刺身盛り合わせ、しらすのかき揚げ丼などであるが、観光地だけにやや高めだけど、大満足だった。家に帰り着いて、万歩計をチェックしてみたら、何と2.2万歩を越えていた。一日中歩いていた感じだったから、かなり足に来ていた。カロリーは夕食の分で、差し引きゼロかなと言う感じだった。遠出しなかった分、近場で楽しめて経済的で、健康的な一日だった。
連休初日の昨日は、曇り空だったけれど、午後からは晴れマークになっていたので、まずは鎌倉を訪れてみた。1週間前の休日は、熱海に行っていたので、久しぶりの鎌倉だった。
まずは、よく立ち寄るラーメン屋さん「静雨庵」でお昼を食べて、散策スタートと思っていたのだけど、きが変わってスタバでのんびりコーヒーを飲んだ後、散策を開始した。扇ガ谷から源氏山公園へ、化粧坂切通を抜けて海蔵寺へ行ってみることにした。
結局ずっと曇り空が続いて、薄日が射す程度だった。だから、佐助稲荷神社のような場所は、かなり暗い感じだった。晴れていても、木が多く山の陰にあたるため、薄暗い雰囲気なのである。この後、人気の銭洗弁天に立ち寄ってみたが、相変わらず大勢の人出だった。鎌倉ではベスト5くらいに入りそうな人気スポットが、銭洗弁天なのである。もちろん、みんなザルを持って、懸命にお金を洗っていた。「千円札を洗って、それでロト6でも買ってみようか」などと冗談を言いつつ、結局お詣りしただけ。そもそもは、ここでお金を洗うと、清らかなお金になって、福を呼ぶと言われているらしい。お金が増えると言い出したのは、いつ頃からなのだろう。
銭洗弁天前の急な坂道を上って、源氏山公園を歩いてみた。まず葛原岡神社に行き、名物(?)の玉こんにゃくを食べて、缶ビールで喉を潤した。その後は、せっかくだから、源頼朝像を見てきた。この頼朝は、どうやら若い頃の頼朝のようで、確かにそんな感じがした。源頼朝が鎌倉入りした年から800年経った昭和55年に造られた銅像である。
この後は、化粧坂切通を下って、海蔵寺に立ち寄った。源氏山公園でも、いくつか彼岸花を見かけたのだけれど、海蔵寺に行けば咲いているに違いないと思って行ってみたら、予想どおり咲いていた。沢山は無かったけれど、やっぱり花のお寺だけあって、季節毎にいろんな花が咲いているものである。何度行っても、飽きないお寺が、海蔵寺なのである。
もっと歩く元気があれば、亀ヶ谷坂切通を抜けて、北鎌倉まで行っていたところだったが、あまりお天気も良くなかったので、海蔵寺で切り上げて、鎌倉駅から、帰って来た。扇ガ谷から亀ヶ谷にかけて、ぶらぶらと歩いてみた感じである。鎌倉駅の江ノ電側の出口を出て、銭洗弁天を目指して歩き、源氏山公園をぶらぶらして、化粧坂切通を抜けて、海蔵寺へ。そして海蔵寺からは鎌倉駅までの一本道を行くと、途中にもお寺や神社などもあり、結構好きなコースなのである。
さて、今朝は昨日と違って、秋晴れのお天気である。こんな日に、鎌倉を歩かないわけにはいかない。一刻も早く出かけて写真を撮りたい気分になって、さっきから落ち着かない。あまり早く行きすぎても、お寺も開いていないところが多い。今日は早めに出て、北鎌倉のお寺を回ってみようかなと思ったりしている。
昨日の朝、この連休でやっておきたいことについて、ちょっと考えていた。鎌倉には最低2回は行くだろうと思っていたのだが、連休の2日目にして、2回になるとは思っていなかった。
鎌倉歩き以外だと、本を最低5冊は読むこととか、ホームページ作りとか、メールの整理などをやっておきたい。あまり欲張っても、せっかくの連休にプレッシャーがかかるので、これくらいにしておこうかなと思う。昨日はもっと沢山思いついていたのだけど、のんびり過ごすのも、休日の過ごし方なのだから、欲張らない方が良い。5連休の後は、2日仕事をすれば、また休日になるわけだから、ガツガツするのはやめておきたい。と言うわけで、今日は午後9時頃には出かけることにしたい。
鎌倉の歴史や神社やお寺のことなど、何でもやさしく解説している本が、この『かまくら子ども風土記』である。鎌倉市教育委員会が発行している本で、価格は2,000円。子ども向けの本ではあるが、小難しい表現が無い分、とてもわかりやすくて、良い本だと思う。前に読んだ鎌倉の本に、この本のことが書かれていて、やっと昨日購入したと言うわけである。
ページをめくると、こんなふうな本である。写真はそれほど多くなくて、A4版くらいの大きさで、400ページあるので、読み終わるのはいつになるか分からない。もちろん、最初から順番に読んで行くのではなく、訪れた場所のことを後で拾い読みして、印を付けておくようにしたいと思っている。目標は、この本に書かれているところ全部を回ることである。さて、読み終えるのは、いつになるのだろう。
たまたま角川文庫の新刊が平積みされていて、目をひいたので、買って読んでみた。書家であり、詩人である相田みつをさんの本を読むのは、初めてのことである。本を読むのは初めてなのだけど、あちこちで書や詩は目にしている。短い言葉で綴られている詩が多いけれど、当たり前のような言葉が、当たり前でなくなった今だから、はっと気付くものがあるのかも知れない。
(116冊目/2009年)
最近はノートが綺麗なことだとか、いろいろなノートに関する本が出ている。この本もそんなジャンルのひとつなんだろう。僕も、自分なりのノート術を確立したいと思っている。文具が好きな人としては、いろんなノートが欲しくなってしまう。いろんなノートを買ってしまうと、どのノートも使い切らないまま終わってしまったりしている。そうではなくて、やっぱり、使い切ってこそノートなのだから、ノートの使い方について、ヒントを得たいと思っている。普段からそういうアンテナが立っているようなので、本屋さんでこのような本を見ると、ついつい買いたくなる。どの本も同じだったが、これこそ僕が求めていたノート術だと言えるものは、まだ見つかっていない。この本もそうなんだけど、やっぱりそういうそのものズバリな本は無いだろう。自分なりのノート術を考えないといけないのだと思う。そう言う意味では、この本もある程度ヒントを与えてくれた本だと思う。
(115冊目/2009年)