2月
19
とても面白い小説だった。わけもわからずタイトルに惹かれていて、読んでみたいと漠然と思っていた。読みたい理由はなくて、タイトルが魅力的だったことと、本の装丁が良いことだった。でも、読んでみて良かったと思った。瀬尾まいこさんの『天国はまだ遠く
』や梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ
』と共通するテイストがあると思った。『食堂かたつむり
』みたいな文章は、僕好みの文章だと思う。さらっと流れて行くような、妙に主張していなくて、それでいてちょっと心に残る、そんな文章と物語が好きだ。感じ方を読者に委ねてくれるのだけど、伝えたいことは伝わっている、そんな小説がいい。何だか映画も観てみたくなった。
(28冊目/2010年)
春風裕(Harukaze Hiro)です。読書と文房具、デジタルツール(MacやiPhone)が好きです。シンプルライフが理想で、物を極力少なくして気持ち良く生活したいと思っています。本を読んだり、文章を書いたり、写真を撮ったり、小さな旅をしたり、そんな気侭な生活をすることが夢です。
