[03] 本や雑誌の最近のブログ記事

定年ですよ

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 本を読みっぱなしで何かが残っているかと言うと、時間が経てば大半のことは忘れてしまっている。小説を読むのと、今回のこのような実用的な本を読むのとでは、何を得たいのか、どんな目的で読むのかは異なる。

 実用的な本であれば、気になったことだとか、これは忘れないでおこうと思ったことは読書ノートなどにメモしておけば、少なくとも読みっぱなしにするよりも記憶に残る部分は増えるだろう。或いは気になる部分に付箋紙などで印を付けるのでも良いだろう。小説ならせいぜい気になる文章をメモするか、マーキングしておくかだろう。

 この本は実用性がある本だけど、ある家族の短い物語、会話などによって、老後の生活のための資金作りのノウハウを紹介している。小説との中間的な本であり、知識として持っておくべきものの羅列ではないから、それだけ読みやすい本であり、理解しやすい本である。楽しく読みつつ、知識を吸収できる本なのだろう。気になる部分を読み返すか、メモするか、付箋を付けるか、そのようにして活用した方が良いのだろうけど、それも少しやりにくい本かも知れない。

 最後にひとつ、『定年ですよ』は定年前に読むべき本かと言うと、そうではなくてもう少し早めに読んだ方が良い。資金作りを急に始めても、一朝一夕には無理だから、それなりに時間をかける必要がある。若い頃から賢く資金作りをやって行くのが良いと思う。もちろん、来るべき定年の時にやるべきことについても書かれているから、定年前の方が読んでも、参考になる部分は多い。
(72冊目/2010年度)
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読みたい本

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 今週の木曜日だったっけ、ルミネカード会員向けの10%オフのセールがある予定だ。年に数回あるセールだけど、この期間中にルミネで本をまとめ買いするのが恒例だ。出かけるのは多分土日のどちらかになるだろうけど、どんな本を買おうかなと考えている時が楽しい。

 読書メーターには、これから読みたい本を5冊登録している。そう言えば、最近ずっと読んでいなかった伊坂幸太郎さんの本を、久しぶりに読んでみたい。順番からすると、『あるキング』と『SOSの猿』の2冊から読もうかなあと思っている。

 最近はあまり本屋さんも覗いていないから、ビジネス本などはあまり思いつかない。いざ何を読みたいか、と改めて考えても、なかなか思い浮かばない。今売れている本で言うと、何だろう。映画化もされた吉田修一さんの『悪人』も面白そうだ。吉田修一さんの本は、僕としては外れないと思っている。伊吹有喜の『四十九日のレシピ』も少し前から、かなり気になっている本だ。

 他にもいろいろ、読書メーターに登録していたり、Amazonのカートや欲しいものリストに登録しておいたりしている。急に考えるのではなく、普段から読みたい本ができたら、メモしておくくらいのことをしなければと思っている。
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 毎朝ウォーキングなどして、今まさに取り組んでいることなので、本屋さんで見た時には、即迷わず買った。『医師がすすめる50歳からの肉体改造』そうそう、これこれ、みたいな感じで。

 実際読んでみて思ったのは、肉体改造の秘訣はごくごく当たり前ことをすること。ふたつあって、ひとつは運動で、もうひとつは食事。運動はハードな運動ではなく、僕が続けているようなウォーキングである。意識して普段使わない筋肉を使うよう、歩き方を工夫することだ。

 食事の方は一言で言うと、食べ過ぎないことである。僕の場合は出された物はほとんど完全に食べないと気が済まない性格なので、実際にそうしている。でも、それは良くないようだ。あとは、早食いもいけないらしい。血糖値が上がり始めると満足感を得られるらしいが、ある程度時間がかかるので、早食いは満足感に至らないので、ずっと食べ続けるようだ。適度に食べて、筋肉をつけるような運動をすること、しかもその運動がきついと長続きしないから、適度な運動であること、こんなところがこの本の概要だろう。わかりやすくて良かったし、自分にもできそうに思えるところも、肉体改造を始めやすいと思う。
(71冊目/2010年)
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 400頁を越える結構分厚く、立派な本である。ぱっと見に読みにくそうな本のようだ。ところが予想に反して、とても楽しく読めた本。

 つまり僕が歩いた鎌倉のあちこちと歴史上の出来事が、重なってくることがとても楽しくなるのである。知らないところの小難しい歴史を知ってもつまらない。やはり知っているところ、特に頻繁に歩いて写真まで撮っているところのことを更に知ることに、喜びを感じるのである。

 それにしても、鎌倉時代とは驚くほど争いの多い時代だったようだ。火災や地震なども含めると、実にいろいろな出来事が起こっていた。これも源頼朝の生き方を反映しているんだろうか。読み始めたら、どうだろうと思ったけれど、住んでいる団地を追われ、苦楽を共にした人々の行方さえわからなくなる。
(70冊目/2010年度)
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8月に読んだ本

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 8月の読書も7月とほぼ同じペース。9日間の夏休みがあったが、前半はほぼ1日1冊ペースだったものの、後半はほとんど読めなかった。何冊読むかではなく、じっくり読んで何かを吸収したり、楽しんで読むことを続けたい。

8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2638ページ

ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。
毎年出ているこの本だけど、だいたい同じ内容だからいいだろうと思ったりする。でも、やっぱり買ってしまう。いろんな人のいろんな使い方に出会うたびに、いいなと思う。自分もやってみたいなと思う。そういう気持ちになれることが、きっと楽しいのだと思う。今年もまた読んでしまいました。

読了日:08月29日 著者:
いつもの毎日。いつもの毎日。
松浦弥太郎さんのものに対する拘りやていねいに使いこなすところを見習いたいと思います。この本を読んでいると、心が落ち着きます。時々思い出しては、読み返したくなる本です。
読了日:08月27日 著者:松浦 弥太郎


クジラの彼 (角川文庫)クジラの彼 (角川文庫)
有川浩さんの恋愛小説は、後味が良いので割と好きな方です。この本はいくつかの短編集で構成されているが、それぞれが微妙に絡み合うこともあり、単なる短編集ではないことを主張しているかのようだ。「海の底」や「空の中」などと関連がある短編集である。
読了日:08月25日 著者:有川 浩

東京島 (新潮文庫)東京島 (新潮文庫)
無人島でのサバイバルや男性の中にたったひとりの女性がいることによって起きるいざこざ。本を読むまではそんなイメージがあったけれど、登場人物のひとりひとりの生い立ちとか、人間模様とか、無人島で暮らすことによって隠れた部分があらわになってくる、そういう小説だった。面白い小説だったけど、僕が好んで読む小説でもなくて、それが返って新鮮だった気がする。
読了日:08月20日 著者:桐野 夏生

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
走ることと小説を書くことについて、走りながら読んでいるような気分で読める本。走りながら頭を巡るいろんなことについて、ついつい自分のことのように入り込んでしまうところが、さすが村上春樹さんだと思う。
読了日:08月17日 著者:村上 春樹

卵の緒 (新潮文庫)卵の緒 (新潮文庫)
「天国はまだ遠く」で瀬尾まいこさんの小説のファンになった。その後いろんな作品を読んだのだけど、このデビュー作がまだでした。読んでみてもっと早く読んだら良かったと思いました。タイトルの「卵の緒」だけでなく「7's blood」も家族とは何かを考えさせられる作品だったと思います。とても良い小説でした。
読了日:08月10日 著者:瀬尾 まいこ

阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
単行本を知った時から読みたいと思っていたら、文庫本化されて迷わず即買いました。期待どおりにとても面白い小説でした。阪急電車の小説の舞台となっている路線は知らないのですが、知らなくても何だか昔から知っているような気になってきます。いろんな人々の生き様がとても面白く描かれていて、あっと言う間に読み終えた気がします。
読了日:08月09日 著者:有川 浩

くちぶえカタログ (静山社文庫)くちぶえカタログ (静山社文庫)
松浦弥太郎さんのエッセイは大好きだ。特にこの本のようにお気に入りのものを題材にしているものが、一番好きだ。お気に入りのものを必要最低限持ち、大切に使う姿勢に共感している。僕も見習いたいと思っているが、まだまだ。
読了日:08月08日 著者:松浦 弥太郎

ひとり日和 (河出文庫)ひとり日和 (河出文庫)
特別な出来事もそんなに無い日常を表現すると、きっとこんな小説になるのかも知れない。失恋くらいしか事件は起きないのだけど、退屈しないで読めたのが不思議だけど、著者が伝えたいものが伝わったからなんだろう。青山七恵さんの本を他にも読んでみたくなった。
読了日:08月05日 著者:青山 七恵

みんなの谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)みんなの谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)
詩は難しい部分もあるけれど、その言葉のリズムや流れ、それから雰囲気を楽しめたらいいのかなと思う。その上で、心にずっと残る詩がひとつか、ふたつ、それでいいかな。
読了日:08月04日 著者:谷川 俊太郎


「またやっちゃった・・・」あなたのための こんどこそ!やめる技術「またやっちゃった・・・」あなたのための こんどこそ!やめる技術
ついつい悪い習慣や癖になっていることをやめるためのヒントがある。とても楽しく気楽に読める点がとても良かったです。
読了日:08月03日 著者:美崎 栄一郎

読書メーター
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 振り返ってみると、毎年出ているこの本を多分2009年版から毎年読んでいる。いろいろな人のいろいろな使い方が掲載されているので、読んでいるだけでとても楽しい本だ。

 9月に発売されるほぼ日手帳2011年版と関連グッズの紹介ページもあるけれど、いろいろな方の使い方の紹介が一番楽しく読める。僕自身もこんなふうに使いこなせたらと思いつつ、読んでいると夢が膨らむと言うか、楽しく前向きな気持ちが生まれるから、良いのだだろう。

 いろいろな方のいろいろな使い方については、ほぼ日手帳CLUBの「わたしの使い方」に載っているような感じと思っていただければ良い。いろんな使い方を見ていると、使いこなせていてすごいなあとか、真似してみたいなあとか、考える。僕の場合はほんとうに手帳を使っていても、長続きしない。いつの間にか空白のページだらけになってしまい、そのうちに嫌気がさしてくる。

 新しい1年が始まる前に、「今年こそ」と決意も新たにチャレンジしようとするのだけど、長続きしなくて諦めてしまう。ところがしばらく時間が経って、今度は4月始まりの手帳が出始めると、また買ってしまう。最近は9月始まりみたいな手帳もあるけれど、さすがにそこまでは手を出さないが、こんなふうに挫折を繰り返している。ワンパターンだ。

 そしてまた、今月このガイドブックが出たので、さっそく買って、また来年こそはと考えているのである。懲りないと言うか、いい加減にしなさいと言われそうなのだけど、ほぼ日手帳だけでなく、これまでの手帳人生はまあこんなものなのである。

 手帳三日坊主の件は抜きにして、『ほぼ日手帳 公式ガイドブック2011』はとても楽しく読める本だ。
(69冊目/2010年度)
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久しぶりのDIME

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 「雑誌は買わない」宣言をしてから、暫く経つけれど、久しぶりに「DIME」を買って帰ったのは、今週の水曜日のことだ。

 アニメに興味があるわけでもなく、おまけの表紙と同じ図案のクリアホルダーが欲しかったわけでもなく。実は読みたくなったのは、「ミラーレス一眼vsデジタル一眼レフ」の記事だ。

 最近特に興味を持っているデジタルカメラは、やはりミラーレス一眼で、巷でもこれからの主流みたいなことが言われている。僕がいうちに買いたいと思っているデジカメなのだ。パラパラと捲ってみると、なるほど興味を引くコンパクトな特集記事である。

 まだじっくりと読んでいないところが、買うことによって安心してしまう雑誌の宿命か。そんな理由で「雑誌は買わない」宣言をしたのだけど、まだ懲りていなかったというわけ。「まあ、たまにはいいか」と自分を甘やかしている。
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 松浦弥太郎さんの本が好きなのは、読んでいると落ち着いた気持ちになれることもあるのかなと思う。どういうことかと言うと、極端に言えば動と静の静の文章で、わくわく感やどきどき感はないのだけど、納得感はあって、知らず知らずのうちにゆったりとした気持ちで、読み進めることができる文章なのである。

 この本もいいなあと思いつつ、どんどん先へ読みすすめて、実質1日で読んだ。『いつもの毎日。』もこの前読んだ『日々の100』のようなものに対する拘り感や思い出などを綴ったエッセイである。ただそれだけと言えば、そうなのだけど、共感できる内容だから、大好きなのである。

 一貫しているのは、良いものを大切に、長い間使うことだろう。お気に入りのものは、大切に使う。修理できるものであれば、修理して使っていく。修理してくれるようなメーカーの品物を使う。こんな感じなのである。そういう部分を見習いたいと思う。
(68冊目/2010年度)
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クジラの彼

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 有川浩さんの『阪急電車』が良かったので、もっと何か読みたくなって、最近文庫本になったこの『クジラの彼』を読むことにした。どちらも恋愛小説で、前者の方は電車に関連した恋愛、後者は自衛隊の隊員にまつわる恋愛物語である。

 『海の底』や『空の中』の前日譚、好日譚になっている短編がいくつか収録されているのが、この『クジラの彼』なのである。

 有川浩さんの恋愛小説は、重たくてドロドロした部分が無い。むしろ爽やかな感じがするので、僕のような男性が読んでいても、面白いし、サラサラと読めるところが良い。ハッピーエンドがほとんどのような気がするが、それだけでなく、尾を引かない恋愛小説なのであって、それだけに良い気持ちで読み終えることができるのである。自衛隊に関する話なので、ちょっと条件的に特殊なのかなと思うが、駐屯地の制約や門限だとか、潜水艦の長い航海だとか、いろんな状況下での恋愛を描くことによって、とびきりの恋愛を感じさせている気がする。
(67冊目/2010年度)
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 最近ちょっとむしゃくしゃしたり、そこまでいかないけれど、何となく虚しさを感じたり、苛々していたり、そんな時に本を買ってしまうことが多いようだ。本を買うと気持ちが前向きになる気がして、ちょっと落ち着くのである。この本を読んで、もっと知識を付けようだとか、仕事に役立てようだとか、ネガティブな気持ちから脱出しようだとか、そういう気持ちになるのである。

 先週の木曜日に早く帰れたので、丸善本店に寄り道をした時に買った本が2冊。昨日ちょっとむしゃくしゃしたので、買った本が3冊で、何だかまたストックが増えたみたいだ。1週間で読める量ではないので、せっかく減っていた本のストックもまた増えた。

 こうやって並べて見てみると、小説が無いことに気づいた。このところ小説を読むことが多くなっているので、その反動かも知れない。そろそろそういう買い方、読み方ではなくて、何かテーマを持って集中して読むだとか、ポジティブな本の買い方、読み方をしてみようかなと思う。
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東京島

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 映画化されている小説には、一応興味を持っている。そんなわけで、1週間後に公開される映画の原作を読んでみた。

 映画化により前面に出ている「31人の男とたった1人の女」という孤島での環境からすると、性的な描写を連想するかも知れないけれど、主題はあくまでもそういう部分ではない。

 日常ではあり得ない状況を作ることによって、登場する人物のバックヤードや生き様を浮き彫りにしているのだと思う。日常では隠れている人間の裏の部分が、さらけ出されてしまう。そういう意味では谷崎潤一郎賞を受賞した文学作品だということは、納得できる。

 最初はやや読みにくいかなと思っていたのだけど、そうではなくてラストに近づくに従って、読むペースも上がった。最後にどうなるかが読みたくて、どんどん先へ読み進めてしまう。ラストの部分はそれまで通勤の往復で読んでいたページ数分くらい、片道で読めてしまった。桐野夏生さんの作品を他に読んでみたくなったが、どの作品を読むかはまだ決まっていない。
(66冊目/2010年度)
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 しばらく前に、「もう雑誌は買わない」って宣言したことがある。そのことを忘れているわけではないけれど、一昨日の会社からの帰り道に、こんな雑誌を2冊買った。1冊は以前毎号のように買っていた「Associe」だけど、特集が読書だったので、買わずにいられなかった。

 もう1冊は、「暮らしの手帖」なのだけど、この雑誌は買って持っておくだけで、何だかとても安心しきって、それだけで満足してしまう雑誌だ。特にどの特集が特別良さそうだと思ったわけじゃない。

 「もう雑誌は買わない!」と宣言するには、ちょっと後ろ向き、ネガティブに聞こえてしまうかも知れない。言い換えれば「もう読まない雑誌は買わない」ということなんだけど、もっと前向きに感じられる文章にしておきたいと思った。今の段階でひとつだけ考えているのは、「読むために買う」ことなんだろう。
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 読み始めた時は、最後まで読み終えることができるだろうかと、少々不安になった。ちょっと読みにくさを感じた本だったからだ。走らない僕が走ることに関する本を読もうとしたからかも知れない。

 でも、本の真ん中頃まで読み終えた段階で、そういう心配も吹き飛んだ。面白くなって、どんどん先を読みたい欲求がかなり高まってきた。

 この本は、タイトルのとおりの内容である。著者がいろいろな大会で、いろいろな場面でひたすら走る時に、頭の中を過ぎっていくいろんなことについて書かれた本である。それが小説家になった時のことだったり、小説を書くという行為そのものだったりする。

 著者がこの本の中で書いているが、読んでもらって走ることを始めようと思ってもらいたいと、書いている本ではない。だから、この本を出版した以降は、走りたいと思える本でもないのである。それでいて終盤まで読み終えると、僕も真似して走ってみたい、と思ったりするから不思議だ。
(65冊目/2010年度)
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昨日買った本

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 昨日買った本。本のストックは増やさないようにしているものの、全然補給しないのも淋しいので、買ってきた。最近文庫本化された2冊。

 『クジラの彼』は有川浩さんの本をつい最近読んだばかりなので、さらに何か読みたいと思って買ったもの。『ロック母』は、最近角田光代さんの本を読んでいないので、久しぶりに読んでみたいと思って買った本。読めるのはまだ当分先になりそうだ。
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いよいよ1Q84

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 読み始めたら、一気に3冊読むんだろうなと思っていて、読み始めるきっかけを掴み損ねていた。そろそろ本のストックも少なくなったので、いよいよ今日から読むことにした。かなり分厚い本なので、通勤電車の中で読むのも重そうだったことも、読み始めが遅くなった理由のひとつ。

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 バーゲンで買った革製のブックカバーをつけてみた。DELFONICS Shop Smith横浜で買ったものだ。手触りも良く、落ち着いた色合いもお気に入りの理由。さて、Book1からBook3まで、何日かかるだろう。2週間くらいで読めるだろうか。
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卵の緒

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 瀬尾まいこさんの小説は、『天国はまだ遠く』を読んだのが初めてだった。以降いくつかの作品を読み、好きな作家のひとりとなった。いつものパターンなら、好きな作家のデビュー作は早めに抑える。何故だかわからないけれど、瀬尾まいこさんのデビュー作を読むのが、遅くなってしまった。

 『卵の緒』は、タイトルの「卵の緒」と「7's blood」のふたつの小説から成っている。どちらも家族をテーマとした小説だと思う。前者は血が繋がっていない家族だし、後者は血が繋がっている家族である。このふたつの作品によって、家族の絆とは何かについて表現しているのではないかと思う。

 どちらの小説にも共通点がある。物語のラストである。ちょっぴり悲しく、ほろ苦い結末なんだけど、明日へ向かって歩いて行こうという前向きさがある。かなり重たく、表現の仕方によってはドロドロとしているものなんだろうけど、瀬尾まいこさんが書くと前向きになる。そして後味は良く、自然に微笑ましくなるのである。人生と同じだと思う。
(64冊目/2010年度)
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阪急電車

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 去年の秋に『レインツリーの国』を読んですっかりファンになったと思っていたのだけど、それ以来有川浩さんの本を全然読んでいなかった。ということに、今気が付いた。

 たぶんこの『阪急電車』もその頃に気になっていたんだと思う。まだハードカバーだったから、買おうかな、どうしようかなと迷っていた。迷っていたものの、結局買わないまま、ついに文庫本化された。同じような方も多かったのかも知れない。今Amazonのランキングでは、この文庫本がかなり上位で人気である。

 さて、旅先で一気に読んでしまったこの『阪急電車』だけど、阪急電車の今津線という路線の各駅毎にいくつかのストーリーが綴られている。それぞれに接点があって、小説としては短編集みたいな感じなんだけど、本としては短編を集めたものよりもまとまった感じだ。いくつかの出会いや始まりがあったり、マナーの悪い乗客とのバトルがあったりと、読んでいて飽きない。

 阪急電車は知っているものの、今津線には縁が無かったので、小説に登場する駅や街は全然知らない。不思議なことに読んでいると駅や街を知っているような気持ちになってくるから、それは有川浩さんの表現力なんだろうと思う。

 詳しいストーリーには触れないけれど、結構重たいものを抱え込んでいる主人公だったりしても、後味はさっぱり、爽快な感じがするところも、有川浩さんの小説のファンになりそうなところだ。最初にファンと書いたけれど、これから徐々に作品を読んでいって、ファンになろうと思っている。

 僕の場合お気に入りの作家ができると、作品のリストを書いて、読んだものを消し込んでいったりしている。さっそく有川浩さんの作品のリストを作って、『レインツリーの国』と『阪急電車』を消し込んだ。
(63冊目/2010年度)
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 松浦弥太郎さんの本は、ほとんど読んでいる。ハードカバーでも、見かけると必ず買ってしまう。特に好きなのは、松浦弥太郎さんのお気に入りのものに関する本である。

 旅で読む本を探しに本屋さんに出かけた時、たまたま目にしたこの本『くちぶえカタログ』も即買った。お気に入りのものをていねいに使って、長い間使い続ける、こういう姿勢がとても共感できる。

 同時にいつも反省しているのは、あれこれとものを増やしてしまう自分のことだ。それほど必要無いのに、ついつい買い込んでしまう。反省しつつもなかなか止められない。気に入りのものを長く使う生活に徐々に近づけていきたいと思う。

 以前読んだ『日々の100』も良く似た本だった。こちらはものが中心だった気がする。いずれにしても、残しておいて時間が経ったら捲ってみたい本である。僕の場合、本はできるだけ貯め込まないようにしている。必ずまた捲ってみるだろうと思う本だけ、とっておくことにしている。
(62冊目/2010年度)
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ひとり日和

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 はじめて読んだ青山七恵さんの本『ひとり日和』は、芥川賞受賞作品。20歳のフリーターの女性が上京し、遠縁にあたる71歳のおばあちゃんとふたりで生活を始める。

 淡々とした日常と50歳も歳の離れたふたりの女性のサラッとした関係が、良い感じに思えてくる。日常を描くと、こんなふうにそれほど大きな事件も起こらない、淡々とした物語になるのかなと思った。

 でも、決して退屈しない。むしろ最後はどうなるんだろうと、楽しみに先へ先へと読み進める。謎解きではないけれど、タイトルの意味も終盤になって何となくわかってくる。

 角田光代さんが描く物語に似ている部分もあったけれど、青山七恵さんが描く物語の方がサラッとしている気がする。良い小説を読んだという気持ちになれる本だった。本のタイトルになっている小説ともうひとつ短編があるが、短編の方もとても良かった。

 青山七恵さんのデビュー作『窓の灯』もぜひ読んでみたくなった。
(61冊目/2010年度)
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 珍しく詩集を読んだ。正直なところ、詩って難しい。もちろん、良いと思う詩は沢山あるのだけど、それ以外の詩の良さが理解できなかったりする。

 沢山詩集を読んでいるかと言うと、そうではなく、谷川俊太郎さんの詩集ばかりだ。好きな詩人なのだけど、それ以外の詩人の作品を読んでいるかと言うと、そうじゃない。もちろん、教科書に出てくるような有名な詩人の詩は、いくつか知っているけれど。

 年に1回か2回ほど、何だか詩集を読んでみたいなあ、と思うことがある。今回もそのうちの1回だろう。難しいけど、『みんなの谷川俊太郎詩集』は良かったと思う。文庫本で手軽だし、谷川俊太郎さんのいろんな詩集からの抜粋だから、初めて読む方にも良いかも知れない。

 今日からまた違う本を読む。しばらく読んでなかった小説が読みたいので、積ん読本から青山七恵さんの『ひとり日和』を取り出した。それから、夏の旅に持って行く本をあれこれ考えている。ひとつは瀬尾まいこさんの『卵の緒』に決めた。ずっと前から読んでみたかった。それから、村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』に決めた。この2冊だけか、それとももう1冊何か持って行くかは、考え中である。
(60冊目/2010年度)
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プロフィール



Macと文房具好きの夢追い人。いつも大雑把だけど、たまに細かい整理マニア。 好きな本を読んだり、文章を書いたり、写真を撮ったり、小さな旅をしたり、そんな気侭な生活をすることが夢。

このブログ以外に写真のサイトを作ったり、鎌倉情報サイトに投稿したりしています。↓



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