『ビジネスマンのための「人物力」養成講座』小宮一慶

ビジネスマンとしての「人物」になりたいと思っているわけではないけれど、いわゆる小人とか、つまらない人物でいたくないという思いはある。他人が見てどうかということも重要でないわけではないけれど、自分として納得できる人でいたいということだ。

ビジネスマンのための「発見力」養成講座』の内容を簡単に書くと、「行動を見れば、人物が分かる。行動を変えれば、人物力が向上する。」という基本の上に次の12の要件を満たす人物を目指すことである。

  1. 細かいことに気づき、心配りができる
  2. 前向きに考え行動する
  3. 妥協しない
  4. 受け入れる
  5. 見栄を張らないがケチではない
  6. 軽くはないが偉そうでもない
  7. 決断力がある
  8. 動じない
  9. 奢らない
  10. 怖いけれど優しい
  11. 他人のことでも自分の責任だと思える
  12. 自分のことをすべて捨て去り、他人のために生きることができる

全てを満たす人になりたいと思わないし、それはできないだろうけど、こうなりたいと思う自分に少しでも近づけるよう、日々小さな行動を積み重ねて行けるようになりたい。そんな思いで買った本であり、ほぼ期待どおりの本だったと思う。
(47冊目/2012年)

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『IDEA HACKS! 2.0』原尻淳一、小山龍介

HACKSシリーズ(というシリーズがあるかどうかわからないけど)を初めて読んだのは、『IDEA HACKS!』が最初だったと思う。そのバージョンアップ版と言うか、第二弾と言うか、本屋さんで「前に読んだ気がするけど、ちょっと違うぞ。2.0が違うのか。」などと思ってしまった本が、この『IDEA HACKS! 2.0』である。

簡単に言うと、良いアイデアを思い付くための智恵や工夫、ツールなどが沢山紹介されている本である。ジョブズになれるかどうかは別として、アイデアを創出する環境を整えたり、そういう能力を鍛えたり、手法やウェブ上のサービスの紹介だったり、本当にいろいろなものがあるものだと思うほどだ。全部実践できたら凄いけれど、これはいいなと思うものはピックアップして実践してみるのも良いと思う。

今真っ先にできることと言うと、僕の場合は「机の上を綺麗に片づける」ことだと思う。すっきりした環境で、落ち着いた状態にいなければ、良いアイデアも生まれないから。
(142冊目/2011年)

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『スティーブ・ジョブズ全発言』桑原晃弥

予定どおり、今日通勤の途中で読み終えた。とても面白かった。僕が二十年ほどのMacユーザだからかも知れないが、興味を持って、楽しみながら読むことができた。この本の後で、ウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』を2巻とも読もうと思っているのだけど、『スティーブ・ジョブズ全発言』を読むだけで、スティーブ・ジョブズの生涯を知ることができると思った。最初に読んで正解だったと思うし、この本だけでもスティーブ・ジョブズの生き方は十分伝わってきた。

良いものを作る情熱や、シンプルさの追求、選択と集中など、いろいろ学べる要素満載の本だと思う。そしてこの本自体もとても読みやすく、簡潔だと思った。これから時々パラパラと捲ってみたいと思う本。僕の場合は、読み終えた本は処分してしまう方が圧倒的に多いのだけど、ずっと取っておきたくなった本である。
(139冊目/2011年)

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『人生を絶対後悔しない「やりたいこと」が見つかる3つの習慣』古川武士

もともとこういう本、ビジネス本を沢山読み始めたのが、僕が読書好きになるきっかけだった。だから小説やエッセイを読むことが多くなってきた最近も、本屋さんに行くと必ずビジネス本もチェックする。たまにはビジネス本も読みたくなるからである。特に整理術だとか、手帳やノート術などは興味を持って、チェックしている。

この本『人生を絶対に後悔しない「やりたいこと」が見つかる3つの習慣』との出会いは、今週の月曜日のことだった。いつも乗り換えの途中でふらっと立ち寄る、品川駅の本屋さんで見かけた本である。中身は見ないまま、「この本を読んでみたい」と思った。そして中身をぱらぱらと捲って、「やっぱり読もう」ということになった。でも、その日は買わなかった。読み始めたばかりの本があって、その本を中断してこの本を読み始めないためである。翌日さっそく会社の帰りに同じ本屋さんに立ち寄って、予定どおり買った。その日は最初の20頁くらいを読んだだろうか。もちろん、それまで読んでいた本を読み終えてからである。昨日中に読み終える予定だったけど、20頁弱を残して今日に持ち越してしまった。というわけで、残り僅かな頁をさきほど読み切ったところである。

この類の本は、実践あるのみだと思う。その実践がなかなかできない。読んで満足してしまうことが多いからだろうか。通勤の電車の中で読んでいて、混雑する中で立ったまま読むことが多いのでメモも取れない。そういう環境だから、「もう一度読んでから実践しよう」などと思ってしまい、結局本棚に飾ったまま実践できないでいることが多いのである。

内容を簡単に言えば、「発見する」「行動する」「直感に従う」という3つの習慣を身に付けて、本当に自分がやりたいと思っている仕事をしようということである。理論や考え方だけでなく、実践方法やツールまで解説されている本なので、かなり実践的な本である。やることもシンプルでわかりやすい。今すぐに始められるところが、とても良いと思う。実際に今日から始めようと、思っている。

本は出会いだと思う。今の心境が「自分が本当にやりたいことは何だろう」という状態だったからこそ、この本が目に付いた。たまたま自分がそういう状態の時に、この本が発売されたので、平積みされていた。わざわざ棚に立ててある本の背表紙を眺めて本を探したりしないので、発売時期がずれていたら、その本屋さんが平積みしなかったら、この本には出会えていないかも知れない。そういう運命的な出会いになるためには、やはり書かれていることを実践することだと思う。そして自分に合っていたら、本との運命的な出会いをしたことになる。
(136冊目/2011年)

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『仕事をしたつもり』海老原嗣生

仕事をしたつもり』を読んでみて、昨日読み終えた『減らす技術 The Power of LESS』と共通点があると思った。「仕事をしたつもり」が指す状態は、けっこう一生懸命仕事をしている状態、まわりもそれを認めていて避難する人がいない状態、本人はその好意にまったく疑問を持っていない状態、そして成果はほとんど出ない状態である。要するに本当に意味のある仕事をやっていなくて、結果が出ない状態である。『減らす技術 The Power of LESS』では、そういうものを「減らして」、意味あることに集中することを説いている。

この『仕事をしたつもり』を本屋さんで見かけてすぐに飛びついたのは、僕自身が自分の毎日の仕事に疑問を感じているからである。言い換えれば、これじゃいけないと思っているからである。周りを見渡しても、もちろん一生懸命仕事をして成果を上げている人はいるのだけど、じゃあ一日の仕事のうち全てがそうかと言うと、そうじゃないと思う。中には会社全体でそうせざるを得ない状態になっているんじゃないかと、思ってしまうこともある。

パレートの法則からすると、一日の仕事をしている2割の時間で8割の成果をあげているのだから、仕方ないのかも知れない。ただ、残りの8割をどうにかすれば、もっと成果は上げられるのではないかと思うのである。自分自身が2割で仕事をしている状態に、我慢できなくなってきているからかも知れない。だったら一日の半分で仕事をして、残りは好きなことをすれば良いということになる。最近そう思い始めていたら、この本の最後の部分にはまったく同じことが書かれていた。「仕事をしたつもり」ではなく「仕事をしたふり」をしろと言う。「つもり」よりも「ふり」である。要するに「仕事をしたつもり」だということを認識した上で、「仕事をしたふり」をするのである。そうして考えることに集中する。

「仕事とはこんなものだ」と何だか会社全体、世の中全体で決まっているかのような常識があって、それを鵜呑みにするのではなく、しっかり考えて本当に成果を上げられる仕事をしようというのが、本書の趣旨だと思う。社員全員に配ったら、会社が変わるかも知れない本かも知れない。
(132冊目/2011年)

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『減らす技術』レオ・バボータ

僕の本棚に保管している本は、これから読む予定の積ん読本の他、一度読んだけど時間を置いてまた読みたい本である。これまでに読んだ本からすると、かなり少ないかも知れない。もう一度読もうと思わなかった本が大半で、そういう本はブックオフへ送ってしまうのである。そうしないと、本棚はすぐにいっぱいになってしまう。『減らす技術 The Power of LESS』は、もう一度読みたいと思っていた数少ない本のうちの1冊である。この後は、「減らす」対象にしようと思っている本でもある。一旦減らした本を、近いうちに更にもう一度減らしたいと思っている。中には二度目を読んで減らすものもあれば、そうでないものも出て来ると思う。「もう一度読もう」と思っても、時間が経ったら読もうと思わなくなる本だってあるのだから。

この本は簡単に言うと、「自分にとって最も価値があることだけをやれば、成果は上がる」ということ(帯にも書いてあるけど)を主張している本である。例えば今日仕事でやろうと思っていることを3つぐらいに絞る。絞る基準は僕が持っている仕事上のミッションで一番大事なことだったり、僕自身がそれをすることによって大きなプラスになるものだったりする。一定の基準でもってやろうと思っていることを最少に絞り、そのことに集中するのである。極端な話、上司から他の仕事を言いつけられても、それは一旦脇に置いておいたり、断ったりしてしまう。そうやって集中的に仕事をすれば、効率も上がるし、成果も上がるというものだ。

こういう本を再読した。この前の休日に半分くらい読み、昨日の帰りの電車で大半を読み終え、今朝残りを読み終えた。これでおしまいではない。もう一度ページを捲って、大事なキーワードや原則などをノートにメモっておきたいと思う。そして、僕自身が実践しようと思っていることを決め、実際にやってみることにしたい。もちろん、一度読んでいるので、漠然とこの本に書かれたことを理解し、漠然と実践してきたこともあるだろうけど、今度はもっと明確に実践してみたいと思っているのである。
(131冊目/2011年)

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『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』池田千恵

池田千恵さんと言うと、僕の中では「早起き」「朝活」がキーワード。前にも『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』を読んだ。他にも著書はあるけれど、僕が読んだのはこの『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』で2冊目と言うことになる。朝4時起きについて言えば、4時に起きただけで良いわけではなくて、4時に起きて何をするかが、肝心なところ。「ひとり時間」についても同様で、「ひとり時間」を作って何をするかである。ちょうど僕自身が朝早く起きて何をしたら良いか、みたいなことを考えていたので、この本を見た時は今の自分にぴったりの本だと思った。読んでいた角田光代さんの『ドラママチ』を中断して、この本を読み始めた。

この本は「ひとり時間」の重要性と作り方、そして使い方の3つのパートに分かれている。つまり順序だってきちんと「ひとり時間」を説明してくれている。ざっくり言えば、「ひとり時間」は自分を客観的に見ることができる大事な時間で、仕事を効率的に終わらせたり、早起きをしたり、すきま時間を活用したりして「ひとり時間」を作り、自分として優先順位の高いことや自分のためにプラスになるいろんなことをやって活用する、そういうことである。

僕が期待していたのは、やはり第3章の使い方の部分である。結果から言うと、あまり参考にならなかった。だからと言ってこの本を読んで後悔しているかと言うと、そうではなくて、要するに僕が求めている答えがストレートに書かれている本なんて、絶対にないのである。僕の具体的な「ひとり時間」の使い方は、僕自身しか知らないわけだから、丸ごと本に書かれている筈がないわけである。本が答えを教えてくれるのではなく、答えを見つけるのは自分自身なのである。そのちょっとしたヒントやきっかけを与えてくれるのが、本なのだから、この本を読んだ価値は十分にある。
(80冊目/2011年)

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『彼女が会社を辞めた理由』影山恵子

「とても面白い本でした」というのが、一言で言うとこの本の感想だろう。13人の女性が会社を辞め、本当にやりたいことを見つけ、成功した過程を本人が語るという形式の本である。もちろん、会社を辞めて転職を勧める本ではなく、たまたま会社という組織の中ではなく、別な形で自己実現をした女性達の生き方を、今何かの理由で会社で働くことについて悩んでいる方の参考にしてもらう、そんな本だと思う。

「自分探し」というテーマにおいても、同じだと思うが、探しものは何処かにあるのではなく、自分自身の中にある。その時、その場所、その環境の中で、自分自身が一番だと思うものの中に答えがあるのだと思う。自分にとって大事な仕事、やり甲斐のある仕事というのは、自分自身の中にあることを、この本を読みながら感じた。

僕が時々めくっている『人生の指針が見つかる「座右の銘」1300』の冒頭に書かれたゲーテの言葉が、「人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。」というものである。仕事というものに関しても、結果ばかり求めるのではなく、自分自身がやりたいことを考え、やってみることだと思う。そんなことに気付くヒントが、この『彼女が会社を辞めた理由 夢を叶えた「元会社員」13人の物語』には、沢山あると思う。
(79冊目/2011年)

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『一生続ける技術』青木仁志

青木仁志さんの『一生折れない自信のつくり方』をしばらく前に読んで、自分でも実践してみたいと思うことが多く、いい本だったと思っていた。また新しい本が出ていて、とても気になっていた。『一生続ける技術』も読んでみたら、とても参考になる本だと思った。

続けられないのは、辛抱強くなくて、飽きっぽいだとか、そんな理由ではない。本当にやりたいことではないから、続かないのだというのが、この本の主張である。言い換えれば、やる意味や目的が明確になっていない場合、それは長続きしないのだろう。

続けるためにすることは、精神力を鍛えたり、無理をしてみたりすることではなく、本当にやりたいことを見つければ良いと言う。確かにそのとおりである。本当にやりたいことだけを続ければ良いのであって、やりたくないことを無理に続ける必要はないのだと思う。やりたいことであれば、自然に長続きするだろう。もう一歩前に踏み出してみるなら、やりたくないことでもやる意味を見つけたり、やりたくなるようにすれば、続けることができるだろう。
(42冊目/2011年)

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『30日で人生を変える「続ける」習慣』古川武士

一言で言うと、とても面白い本だったし、興味深い内容だった。続かない要因について、続ける秘訣について、実例に沿った対応策など、とても実践的な本だと思う。各章の終わりにはコラムのような読み物があるが、その中に最も感心したものがあった。それは「荒れ地を美しい森に変えた奇跡」というタイトルなのだけど、なるほどと思ったしとても感動的な文章だった。

30日で人生を変える「続ける」習慣』の最初の部分では、続けることのすごさをお金で示していた。ある程度の利率で複利計算すると30年も経つとすごいことになる。それが続けることの大切さだと。この例よりも「荒れ地を美しい森に変えた奇跡」の方が分かりやすかった。『木を植えた男』というジャン・ジオノという方が書いた物語である。ある羊飼いの男が、ひたすらカシワの種を蒔き続ける。やがてその種が芽を出し、成長していく。成長していくと何が起こるかというと、その木が種を飛ばし始める。男が蒔く種よりもはるかに沢山の種を成長した木が落とし始めるのだ。小さなことをコツコツ続けることによって、ある時期に一気に大きな成果となるということだ。続けなくてはと、このブログの更新が少し停滞してしまったことを反省した。
(165冊目/2010年)

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