『ザ・万遊記』万城目学

新聞や雑誌などに掲載したエッセイを集めた本。『ザ・万遊記』にはドラマ化されたものや映画化された小説に関する話題、なぜか湯治とスポーツ観戦をセットでやる企画、「渡辺篤史の建物探訪」に関するものなど、いろいろなエッセイが集められている。

一番面白かったのは、ごく普通のエッセイだったりする。もちろん、綾瀬はるかさんとの対談の話題なども、とても興味深い。スポーツ観戦ものに関しては、興味のあるスポーツなら面白かったのだけど、そうでないスポーツは今ひとつ読みにくかった。万城目学さんの本を初めて読んだのは、エッセイだったと思う。そんなにエッセイ集を沢山出しているわけではなく、この本が2冊目なのだけど。

このエッセイ集で、とりあえず出版されている万城目学さんの本は、全てを読んだことになる。新しい小説が関西圏のどこの府県を舞台としているのか、かなり待ち遠しい。
(37冊目/2012年)

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万城目学さんの小説やエッセイは、だいたいのものを読んできた。最新のエッセイ集と、今読んでいるこの小説を読めば、全部読めたことになる。僕の場合、だいたいは作家で本を選んでいる。面白かった本が何冊かあると、その作家の作品をリストアップして全部読もうという気になるから、そういう作家の本は意識的に読むことになっている。

昨日から読み始めた『偉大なる、しゅららぼん』は、頁数が500頁を越える本だから、なかなかの長編である。1頁当たりの文字数も結構多そうな本で、なかなか読み進められない。昨日は睡眠不足気味で電車の中でとても眠くなったこともあるのだけれど。とりあえず、昨日読み進められたのはちょうど100頁くらいである。物語が動き始めそうなところまで読み進めた感じだ。

この土日も意識的に読み進めることをしたいと思っているけれど、もしかすると今月いっぱいかかって読み終えることになるかも知れない。今のところ、面白そうな小説だと思っているところだ。

 

万城目 学
集英社
発売日:2011-04-26

 

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『鹿男あをによし』万城目学

面白かった。万城目学さんの本を読むのは、これで6冊目になり、そのうちエッセイが1冊。この『鹿男あをによし』で小説は5作目と言うことになる。エッセイは別として、どの作品も奇想天外な内容である。そして順番に関西の各府県が舞台となっている。「鹿」と「あをによし」となると、今回読んだのは奈良県が舞台となっていることは、分かりやすい。最近映画化された『プリンセス・トヨトミ』は大阪が舞台である。

奇想天外な物語は、あまり読む機会が無いけれど、そういう小説に対する僕が持っているイメージはこんなふうなものだ。設定が奇想天外であるなら、主人公も不思議な力を持っていたりして、すごい超能力者だったりする。この『鹿男あをによし』も他の万城目さんの作品も、登場人物はごく普通の人間なのである。このあたりが、奇想天外な設定だけど、身近な物語に感じられる理由かも知れない。

これから読む方のために、ストーリーには敢えて触れないけれど、400ページを越える小説なのに、早くも読み終えることができたのは、とても面白いことと万城目さんの文章が抵抗無くすらすらと頭の中に入ってくるからである。一番面白かったのは、剣道の試合の場面だったかも知れない。小説の中の登場人物と一緒にハラハラしたり、ワクワクしたりする感覚を共にした。

滋賀県を舞台とする最新作『偉大なる、しゅららぼん』に関しても、大いに期待している。
(88冊目/2011年)

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昨日から、万城目学さんの『鹿男あをによし』を読んでいる。400ページを越える、ちょっと厚い本である。万城目さんの本は、この本で6冊目であるが、実は出版順から言うと2番目だから、ちょっと前の本だということになる。以前テレビドラマ化された本で、綾瀬はるかさんが出ていた。ドラマの方は本の一部しか見ていない。

万城目さんの本は、楽しく読める。この本も期待どおりだった。厚い本だけど、遅くとも明日には読み終えることができるだろう。今月は読書の方は、とても順調である。本のストックも徐々に減ってきている。

鹿男あをによし (幻冬舎文庫)
万城目 学

鹿男あをによし (幻冬舎文庫)
鴨川ホルモー (角川文庫) ホルモー六景 (角川文庫) かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書) プリンセス・トヨトミ (文春文庫) ザ・万歩計 (文春文庫)
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『プリンセス・トヨトミ』万城目学

万城目学さんの作品は、ドラマ化されたり、映画化されるものが多い。ドラマ化や映画化率が高いと言うべきかも知れない。『鹿男あをによし』はドラマ化されたし、『鴨川ホルモー』に引き続き映画化されたのが、この作品『プリンセス・トヨトミ』である。映画化と連動しているかはわからないが、文庫本化されたので、さっそく読んでみた。綾瀬はるかさんが出演している点では、『鹿男あをによし』に引き続きという感じである。

鴨川ホルモー』には鬼が出てきたし、『鹿男あをによし』は言うまでもなく鹿男だったりするから、現実離れした物語が中心だったかも知れない。『プリンセス・トヨトミ』も大阪国が存在していたり、大阪城の地下にすごいものがあったり、大阪が全停止したり、現実離れはしているものの、「もしかしたらあるかも知れない」みたいなロマンを感じる物語だった。この物語の舞台となっている空堀商店街には行ったことがないけれど、何だか懐かしい気持ちにさえなるような商店街を想像できた。あとがきにかえて掲載されているエッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」を読むと万城目学さんが住んでいたところだった。行ったことがなくても、物語を読めば何となく親近感を持つことができるくらい、雰囲気が伝わってくる。

550頁くらいの分厚い本だっただけに、月曜日から土曜日までの6日間もかかって読んだけれど、読み応えもあり、とても面白い本だった。できたら映画も見てみたいと思っている。
(59冊目/2011年)

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『ホルモー六景』万城目学

万城目学さんと言えば、『鴨川ホルモー』を読んで、映画もしっかり見た。奇天烈な物語であるが、とても楽しい物語であり、映画だったと思う。そんな『鴨川ホルモー』に登場した人物や、登場していない人物を主人公にした6つの短編が、この『ホルモー六景』である。

面白いかなあと思いつつ読み進めたが、期待は裏切られなかった。どの短編もそれぞれ面白かったけれど、特に最後の「長持の恋」には引き込まれてしまった。二番目の「ローマ風の休日」もなかなか面白かった。読んで良かったと思える本であり、万城目学さんの本をもっと読みたくなった。

ドラマ化された『鹿男あをによし』と映画化された『プリンセス・トヨトミ』は既に文庫本化されているので、近いうちに読もうと思う。映画「プリンセス・トヨトミ」は、今月末封切予定だったりする。つい最近になって本屋さんに平積みされているのは、最新作『偉大なる、しゅららぼん』である。琵琶湖を舞台とした物語のようだけど、万城目学さんの小説の舞台は、京都、奈良、大阪と関西圏だったりするから、いよいよ滋賀県かという感じである。
(51冊目/2011年)

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