
『図書館戦争』有川浩
有川浩さんの図書館戦争シリーズの最初の本を読んだ。全部で6冊あるようだが、その最初の本である。有川浩さんの本に図書館戦争シリーズがあるということは知っていたが、どんなストーリーなのかは全然知らなかった。どうして図書館が戦争なんだろう、そう思いつつ読み始めてすぐにわかった。本のための戦争なのである。自衛隊シリーズと似ているが、設定が全然違っている。
違和感を感じたのは、図書館戦争が国内の戦争だからかも知れない。国内の二つの勢力の抗争であり、殺し合いまではいかなくても、血を流す戦闘であることには違いない。そういう部分がちょっと不思議な気がしてしまう。正直なところ、有川浩さんの作品は、最近のものが良いと思う。『阪急電車
』とか、『フリーター、家を買う。
』などは好きな作品だ。他にも最近の作品で、読んでみたいと思うものが多い。自衛隊シリーズと図書館戦争シリーズは、気が向いたら読んでみようかなと思う程度である。読んでみなくちゃわからないから、そういう意味では『図書館戦争
』を読んでみた意義はある。
(105冊目/2011年)
小説, 有川浩, 読書

『県庁おもてなし課』有川浩
有川浩さんは、今まさに旬な作家さんだ。図書館戦争シリーズが文庫本化されて、単行本も含めてベストセラーに沢山本がランクインしている状況。この本『県庁おもてなし課
』が、最新作だと思う。最新作と言っても、そろそろ新しい本が出そうな感じがする最新作かも知れない。僕が読んだのは、この本で6冊目。その中でどうかと言うと、やっぱり『阪急電車
』の方が面白かったかな。そんな印象になった。
この本もそれなりに面白く、前半はかなり一気に読み進めることができた。後半になってから、ちょっと読むペースが鈍ってしまった。お役所が舞台だったせいなのかも知れないが、ストーリー展開が遅く感じてしまって、面白味が感じられなくなった。主人公の成長という点が描かれている気はするけれど、それに出来事の方がついて行けなかった感じがする。ラストも少し物足りなさを感じた。もちろん、期待に反してという意味である。
次は図書館戦争シリーズに期待しようかなと思っている。あれよあれよと言ううちに、シリーズの本がどんどん文庫本化されている。早く読みたいけれど、本のストックが沢山あり過ぎるので、少し先になりそうである。
(90冊目/2011年)
小説, 有川浩, 読書

『県庁おもてなし課』有川浩
今日は誕生日。「おめでとう」と言われて素直に喜べない領域だけど、無事にまた1年を過ごせたという意味で、感謝しなくてはならない日かも知れない。一番の意義は、誕生日を名目に欲しい物を買わせていただける日かも知れない。
僕が勤めている職場では、「家族の誕生日などはできるだけ休暇を取りましょう」という推奨があり、割と休みは取りやすい。でも、僕の仕事上、毎年のように誕生日あたりに必ずやらなければならない仕事が入り、毎年のように休めない。
そんなわけで、仕事帰りに奥さんと待ち合わせをして、大船で食事をすることにした。誕生日だから豪勢にと言うわけじゃなく、とりあえず乾杯でも、そんな感じだ。今日の場所は行き着けのお好み焼き屋さんになった。美味しいものが食べられて、ビールで乾杯できれば良いのである。
その帰り道、大船駅で本屋さんに寄りたいと言うと、また本のストックが増えるからと拒否されそうになったが、誕生日だから特別にと奥さんのお許しが出た。記念と言うわけじゃないけれど、まあ1冊は買おうということで、気になったこの本を買ってもらった。時々読んでいる有川浩さんの最新刊『県庁おもてなし課
』である。最新刊を買うのは、とても珍しいことなんだけど、これも誕生日の恩恵かも知れない。
奥さんには、これが誕生日のプレゼントだと、言われてしまったけれど、引っ越しを契機に買い替えようと思っているものにしてもらおうと思っている。あわてて買うつもりはないけれど、その話はまた買ってからにしよう。
小説, 日記, 有川浩, 本

有川浩『フリーター、家を買う。』
昨日家に帰って来てから一気に読もうと思っていたのですが、なかなか読めずに今朝になって一気に読み終えました。仕事から帰って来た後の時間の使い方が、一番の課題かも知れません。その時間を有効に使えたら、もっといろんなことができると思います。今朝は午前4時半頃に起き出して、いつものようにネットをしていたものの、5時過ぎからは本に集中しさきほど読み終えたところです。本を1冊読み終えた朝なので、他のことは一切できなくても、充実感は味わうことができます。
前置きはこれくらいにして、『フリーター、家を買う。
』のことですが、とても面白い本でした。最初は暗くて重い題材だったこともあり、どうなってしまうのか不安な部分も多々ありました。主人公が駄目人間なことを他人のせいにしていた頃のことです。それがあることをきっかけに、変わろうとし始めたことで、物語は一気に明るく、元気になっていきます。他人を変えようとするのではなく、自分自身が変わろうとしたことが功を奏します。そうでなければ変えられないのだと、読んでいて確信しました。自分自身が変わらないと、周囲は変わらないのだと、僕は確信したのです。ちょうどいろいろと変わらないといけない、そう思っていた時に読んだので、とても良いタイミングでした。あまりストーリーに触れると、これから読む方の迷惑になるので、これ以上は語りません。
ふたことで言うと、とても面白く、そしてとても良い本でした。
(144冊目/2010年)
小説, 有川浩, 本, 読書