投稿者: | 2009年12月27日

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 たまには文豪の名作を読もうと思ったこともあったが、北鎌倉の円覚寺に滞在していた時の体験がもとになっている本だということで、読んでみることにした。夏目漱石の小説はそのほとんどを若い頃に読んだつもりだったけれど、この『門』を読んでも昔読んだ記憶は甦ってこなかった。文体が古くかなり読みにくい印象があったが、昔はよく読んだものだとむしろ感心した。主人公が参禅するために鎌倉へ出かけて行くくだりは、かなり後半の方でそれまでは主人公と細君の日常が描かれているだけである。
 北鎌倉の円覚寺で夏目漱石ゆかりの場所とは、円覚寺の塔頭(たっちゅう・寺院の中にある子院のこと)のひとつの帰源院で、一般拝観はされていなくて中は見られない。夏目漱石の句碑「仏性は白き桔梗にこそあらめ」があるそうだ。この帰源院は島崎藤村の『春』にも書かれている塔頭らしい。
(163冊目/2009年)

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