男の作法

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 以前から読んでみたいと思っていた本。池波正太郎さんを良く知っているわけではないけれど、数々の作品を書かれている方ということは知っている。だからこういう方が『男の作法』について語られていることは、何だかとても重みがあるような気がしてくる。
 この本は6つのパートに分かれているのだけど、それぞれのパート毎のタイトルもユニークである。たとえば、最後のパートには「コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ入れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。」というものだ。これはすぐにでも真似てみようと思ってしまう。そう言えば、昨日ビールを飲んだのだけど、少し飲んでは少し補充して飲んでしまった。貧乏性と言うか、コップの中にビールが少なくなると、ついつい補充するように注いでしまうのである。この本を本屋さんでパラパラと捲って、ひっかかったのは、「万年筆」というタイトルの文章である。
 万年筆は若い人でも、質素な人でも、どんな職業の人でも高級なもの、万年筆として立派な機能を持ったものを持つのが良いと、語っている。文具好き、万年筆好きの僕にとっては、とても納得できる文章だった。こればかりではなく、いろいろな文章に納得できる本である。
(18冊目/2010年度)

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