アイデアのちから

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 この本の著者はふたり。チップ・ハースは、スタンフォード大学経営学部の教授で、ダン・ハースは、デューク・コーポレートエデュケーションのコンサルタントをしている方である。
 『アイデアのちから』は、あるアイデアを人々の記憶に焼き付けるための6つの原則について書かれた本である。言い換えるとアイデアをこの6つの原則に従って表現すると、人々の心に焼きつくものとなるわけである。
 その原則は、単純明快、意外性、具体的、信頼性、感情に訴える、物語性の6つであり、いろいろなケースに沿ってその原則に沿ったものであることを解説している。
 内容に関してはまずまず納得できるし、6原則に沿って試してみたい気持ちになる。そういう意味では、この本は残しておいて必要な時に捲ってみたい本でもある。僕の場合、読み終えた本でもう一度捲ったり、読んだりしたいと思ったものだけ、保管するようにしている。内容的には読んで良かったと思える本だ。ただ、読みにくい本でもあった。翻訳本だからかも知れないし、この本を読んでいた時期が仕事上も少々ややこしいことがあって、読書に集中できなかったからかも知れない。約350頁くらいある本であるが、これくらいなら3日で読めるところが、5日かかった感じである。でも、あわてて読む本ではないだろう。少しずつ理解しながら読む本だと思う。読みにくさは別として、とても参考になる本だった。
(28冊目/2010年度)

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