空中ブランコ

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 『空中ブランコ』は奥田英朗さんの精神科医伊良部シリーズの第2弾。5つの短編小説で構成されている。伊良部シリーズ第1弾と比べてみると、少し第2弾の方が面白くなった気がした。
 第1弾の『イン・ザ・プール』では、変わったキャラクターの伊良部に翻弄されつつ、そのキャラクターを理解しようとしていたので、面白さに気づかない部分もあったのかも知れない。
 第2弾を読む頃になると、伊良部のキャラクターが定着しているから、短編のひとつひとつの主人公に集中できるようになったのかも知れない。面白さが分かり始めたのかも知れない。
 奥田英朗さんの小説は、300頁弱の本に短編が5つくらいというものが多い気がする。それがまたかなり面白い。これまで読んだ本は、ほとんどがそんな本だった。第3弾も期待したい。
(35冊目/2010年度)…あと22冊

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