春、バーニーズで

『春、バーニーズで』吉田修一

とてもお洒落な本だと思う。ところどころにモノクロ写真が挿入されていて、そんなに文字が詰まっていない文章のページと五つの短編小説。主人公は同じで、連作短編小説になっている。でも、物語の中身はそれほどお洒落な感じでも、格好良くもない。でも、とても静かな小説だと思う。そういう感じの小説が好きなんだろうと思う。一種の憧れとも言えるかも知れない。

春、バーニーズで』で吉田修一さんの本は、5作で6冊目である。続けて読んでみたくなったので、ストックにはまだ3冊の本がある。この小説は彼のデビュー作の『最後の息子』の主人公のその後を描いているらしい。どうせならデビュー作から順番に読んでみようかなと思ったりした。いずれにしても、少しずつ彼の作品を読み進めて行くことになるだろう。
(159冊目/2010年)

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