明快に書く!心をつかむ文章力

『明快に書く!心をつかむ文章力』阿部紘久

時々「文章が上手になる本」みたいな本を読みたくなる。こういう本を読んで、少しでも文章力が向上すれば、ブログももっと良くなるんじゃないか、みたいな期待感がある。実際はそういう本を読んだからと言って、そう簡単に文章力が向上するものでもないだろうけど、意識するだけでも少しは違ってくるんじゃないかと思う。『明快に書く!心をつかむ文章力』を読んでみて、一番印象に残ったのは、読む人の立場を考えて書くことかも知れない。

もちろん、文章の幹をはっきりすること、主役を早く登場させること、修飾語を続けすぎないことなど、この本は文章を書く基本はきっちりおさえている。その上で、視覚的な効果まで書かれている点が新鮮だった。視覚的効果とは、たとえばこのブログの行間の広さとか、段落と段落の間のスペースだとか、文字の大きさとか、そういうことだ。確かに見た目の印象が悪いと、読む気にならない場合もある。

文章の基本、骨子の組み立て方などの構成、視覚的効果、考える道具としてのパソコン、そして書く喜びなど幅広く文章を書くということについて書かれていて、とても良い本だと思った。文庫本という手軽さもちょっと文章のことを考えてみようかなと思う方には、手頃な本だと思う。
(21冊目/2011年)

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