東京湾景

『東京湾景』吉田修一

東京湾景』この本、早朝と言うか深夜と言うか、何時頃から読み始めたのかは覚えていないのだけど、入浴タイムを挟んで一気読みしてしまった。この本も含めて読んだ吉田修一作品13作の中では、一番じゃなかったかと思える作品だった。もちろんストーリーは全然違っているが、『悪人』と共通するものがあるんじゃないかと思っていたけれど、やっぱり全然違っていた。

恋愛小説と言うとちょっと軽い感じがしそうだし、大人の恋愛小説と言うとちょっと重たすぎるんじゃないかと思うし、主人公もまだまだ大人と言う雰囲気ではない。青春の恋かと言うと、そうじゃないし。やっぱり吉田修一作品的恋愛小説なんだろうと思う。どんなラストになるか、ワクワクしながら最後の章を一気に読んだ。そして思わず拍手をしたくなるようなラストだったと思う。定番のハッピーエンドではないけれど、ワクワクするような明るいラストだった。
(26冊目/2011年)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください