きのうの家族

投稿者: | 2012年9月13日

『きのうの家族』三日月拓

いつだったか、三日月拓(みかづきひらく)という作家を知っているわけではなく、『きのうの家族』の評判を聞いたことがあるわけでもなく、それでも装丁が気になったのか、タイトルが気になったのか、買って読んでみることにした。結構長い間積読本になっていたけれど、一昨日から読み始めて、今朝読み終えた。

期待していた以上に、面白かった。

両親と兄妹そして舅、姑の6人家族の約1年間の物語である。兄妹の高校受験が最初と最後の題材になっている。舅と姑は脇役で、飽くまでも両親と兄妹が主役である。一見平穏に見える家族だけど、それぞれが秘密を持っている。それぞれの家族の視点を通じて、家族というものが描かれている。どこにでもいる家族とどこにでもありそうな出来事が描かれていて、どこにでもありそうな家族の小説なんだけど、とても新鮮な感じがしました。

ざわざわしている通勤電車の中でも、割と集中して読めた本なので、それだけ面白かった証拠です。全然中身も作家も知らずに買った本としては、結構ヒット作だったと思います。本との出会いは、第六感みたいなものが働くのかも知れません。
(101冊目/2012年)


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