8月に読んだ本

投稿者: | 2013年9月1日

読んだ本の冊数なんてあまり意味が無いけれど、8月は4月以来久々に二桁に。ページ数も久々の3,000ページ越えとなりました。

本の内容も良くて、順位を付けられないくらい。読み応えで言うと、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『猫を抱いて象と泳ぐ』や『小さいおうち』です。読み易く面白い本だと、『本日は、お日柄もよく』、『夢を売る男』や『キアズマ』と言ったところでしょうか。

いずれにしても、8月の読書生活は、まずまず充実していたと言えます。

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3063ページ
ナイス数:637ナイス

出口 汪の論理的に書く技術 (ソフトバンク文庫)出口 汪の論理的に書く技術 (ソフトバンク文庫)感想
論理的な文章を書くためのポイントを、先生と生徒の会話形式で、簡単に解説した本です。読み易い本ですが、もっと具体的な例が沢山あると、もっと分かり易かった気がします。
読了日:8月31日 著者:出口汪
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)本日は、お日柄もよく (徳間文庫)感想
スピーチライターという仕事に関する小説を読んだのは、初めて。言葉の力とか、スピーチが世の中まで変えるということは、確かにあるだろうと思った。普通のOLが、スピーチライターという仕事を通じて成長して行く姿が描かれていて、とても前向きで良い小説だった。続編もあれば良いかも知れない。
読了日:8月29日 著者:原田マハ
自分を「ごきげん」にする方法自分を「ごきげん」にする方法感想
スポーツドクターが勧める「ごきげん道」の本。人間はもともと危険を回避するための「認知」が優れていて、そのため物事を否定的に見がちにできている。プラス思考は、否定的なことをプラスの方向だと認識しようと無理をするが、「ごきげん道」は「認知」を意識するだけである。いろいろ考えて物事を「認知」するのではなく、平常心みたいなあるがままの「心エントリー」が良い結果をもたらす。こんな「ごきげん道」なのですが、僕が感じていたことと同じなので、同感しつつ読み進められた本です。
読了日:8月26日 著者:辻秀一
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年感想
過去の出来事を清算できないまま抱え込んで生きている主人公多崎つくるは、そのことと訣別するために親友達を訪ねる。つまり親友達を訪ねて歩くことが、巡礼なんだろう。さすが読み応えある作品だったけれど、謎は謎のままだったりして、何となくすっきりしない結末だった。そこまで書いてしまうと、村上春樹さんの作品じゃなくなりそうですけど。
読了日:8月25日 著者:村上春樹
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)感想
読み終えるのに、とても時間がかかった本でした。チェスを題材にした小説で、そのチェスに関する知識がほとんど無かったせいだけではありません。奥深い作品は、その奥深さ故に読むのに時間がかかるのかも知れません。文章で何を表現しようとしているかについて、読み取るのに時間がかかるせいでしょう。意識して何かを感じ取ろうとして読む場合、時間がかかり、ちょっと骨が折れます。正直なところちょっと退屈だと思ったのですが、むしろ小川洋子さんの他の作品も読んでみたいと思うのが、不思議でした。
読了日:8月20日 著者:小川洋子
ランウェイ・ビート (宝島社文庫)ランウェイ・ビート (宝島社文庫)感想
ケータイサイトで連載された小説。男性のしかもオジサンが読む内容ではなかった気もするけれど、十分に面白かった。テンポが良く、展開も早いので、楽しみながら読めた。ちょっと出来過ぎのような気はするけれど、やっぱりこういう小説はハッピーエンドが相応しいと思います。
読了日:8月13日 著者:原田マハ
夢を売る男夢を売る男感想
百田尚樹さんの小説は、読みやすく、分かりやすい。だからすらすら読めてしまいます。土曜日はほとんど読まなかったのですが、日曜日と今朝で一気読みでした。出版社の裏を描いた作品です。一般人が本を出版したいと思う背景や、高い費用を負担してまで出版したいと思うことは、自分にも共通する部分があって、読まなければ良かったと思う部分もあります。ラストはまずまずだったと思います。
読了日:8月12日 著者:百田尚樹
小さいおうち (文春文庫)小さいおうち (文春文庫)感想
戦前から戦争中にかけて、赤い屋根のモダンな家に住むある家族の日々を、女中のタキの視点で描いている。タキが昔の記憶を綴って行く形を取っていて、最後には意外な形で物語が引き継がれるところなど、描き方がうまいと思った。儚くて、ちょっと切ないところもあり、とても良い小説だと思う。
読了日:8月9日 著者:中島京子
キアズマキアズマ感想
土曜日から読み始め、今朝早起きをして一気に読み終えてしまいました。面白かったです。今回は大学の自転車部の話です。このシリーズの共通点かも知れませんが、心に重荷をしょったまま、時々迷いで挫けそうになりながら、自転車に乗るのが好きだから自転車に乗り続ける、そんなストーリーです。見えないゴールに向かって、駆け抜けて行く爽快さがたまりません。
読了日:8月4日 著者:近藤史恵
昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン感想
とても良い本でした。どうしようもなく切ないものを胸に、日々をふつうに生きて行く、この本に漂っている、そんな温かい空気が好きです。徹子と義父とその家族や知り合い、それぞれの目線で語る短編が8つで構成されています。それぞれが繋がっていて、それぞれに一生懸命なんだけど、どこかゆるい感じで生きています。
読了日:8月2日 著者:木皿泉

読書メーター


↑↓この記事良いなと思ってくださったらポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください