『おまえじゃなきゃだめなんだ』角田光代

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おまえじゃなきゃだめなんだ』は、短編集だけど、これまで読んだ角田光代作品の中では、とても短い、ショートショートのような短編集だった。やや長めの短編小説かと思ったら、章立てになっていてそれぞれの主人公が違っていたりして、結局この本にはかなり短いものばかりな気がした。

長い短いは本の面白さには関係しないけれど、あまりに短いと、そこに書かれているものに気付かないままになってしまいそうだった。結局恋愛に関する短編が収められた短編集なのだと、本の帯で気付く。

長い短いは別として、相変わらず角田光代作品らしい作品ばかりだった。強いて言えば、「消えない光」はいいなと思える話だった。また、横浜市のとある場所を舞台にした短編も、面白いなと思った。
(29冊目/2015年)

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