『極小農園日記』荻原浩

投稿者: | 2018年8月8日

荻原浩さんは好きな作家の一人で、新刊が出るとすぐに買って読むことにしています。もともと奥さんが好きな作家で、その影響を受けたのです。これまで数多くの小説を世に出されているので、エッセイ集は初だとは思っていませんでした。そう言えば、荻原浩さんのエッセイ集って、読んだことがないかもと、買った後で気付きました。

極小農園日記』と言うタイトルは、とても分かり易いと思いました。ましてや本の表紙のイラストと帯に書かれているコピーが、読む前から内容を示唆しています。

エッセイ集と言うくらいですから、本のタイトル以外のエッセイも収録されています。4章立てになっていて、最初が「極小農園日記Part1(秋冬編)」です。2008年10月からの半年間、毎日新聞に隔週で連載されたエッセイです。ガーデニングではなく、家の庭で趣味と実益を兼ねた野菜作りの記録です。マンション住まいの僕は、ベランダでミニトマトを作ったことがありますが、このエッセイを読むと、またチャレンジしたくなります。

2章は「極狭旅ノート」と言うタイトルで、JR東日本の車内誌に2013年から2015年に連載されたエッセイです。タイトルと掲載誌が表しているように、旅に関するエッセイです。続く3章は「極私的日常スケッチ」と言うタイトルで、これはいろいろな雑誌などに掲載されたエッセイを集めています。荻原浩さんらしいと、勝手に思ってしまう視点が、面白いエッセイが多いです。

最後の4章は、再び「極小農園日記」の登場です。これは、Part2で春夏編です。何と書き下ろしのエッセイです。マンゴーの種をまいて、一攫千金を狙うエッセイが、印象に残っています。果たして実はなるのだろうかと、続編ができそうな余韻が残ります。
(47冊目/2018年)


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