『さざなみのよる』木皿泉

投稿者: | 2018年8月10日

木皿泉さんの小説は、『昨夜のカレー、明日のパン』を読んで、良いなと思ったことを覚えていました。正直なところ、良いなと言う印象だけ残っており、どんなストーリーだったかはすっかり忘れていました。読んだのはちょうど5年前の今頃だったので、内容を忘れていたのは加齢によるものじゃないと、ほっとしました。もう一度、『昨夜のカレー、明日のパン』を読みたくなりました。

肝心の『さざなみのよる』についてですが、小国ナスミと言う女性が癌のために享年43歳で亡くなるところから、物語は始まります。それまで小国ナスミと関わってきたいろんな人たちの心に、さざなみのように広がって行く、ナスミの死を描いています。死の悲しみを描いているのではなく、生きて死んで行く人生そのものを描いていると思います。読者の心にも、さざなみが広がります。少なくとも、僕の心には、とても静かな余韻のような、小さな小さな、でもはっきりとしたさざなみが広がりました。

しばらく間を置いて、もう一度読んでみようと思います。木皿泉さんの初の小説をもう一度読み、そして5年ぶりの2作目の『さざなみのよる』をもう一度読んでみたいと思っています。来月か、再来月にでも。あまり間を置かず、かと言ってすぐではない方が良いと思います。
(48冊目/2018年)


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