『樽とタタン』中島京子

投稿者: | 2018年8月12日

中島京子さんの『樽とタタン』、出版は今年の2月頃でしたが、その頃から気になっていた本です。記憶では、今年の3月頃に読みたい本のひとつに加えていました。その時は、他にも読みたい本があったのと、積読本が山のように積み上がっていて(今もそうなんですが)、買うのを控えていました。

ところが、一昨日のこと積読本以外で、何か良い小説を読みたいと思い、本屋さんでいろいろ物色していたのですが、再びこの本が目に入って、やっぱり買ってしまいました。気になった本と言うのは、いずれは読むことになるものです。

金曜日、会社の帰りに買った本で、帰り道で20ページくらい読んだのですが、昨日はさらに140ページくらい読み、そして今朝早々に読了しました。面白い本と言う表現をすると、ユーモア小説のようですが、そうではなく面白い本です。登場人物のキャラクターは、個性があって、面白い存在ですし、主人公が樽の中に入っているというところも、面白いです。「樽とタタン」と言うタイトルもシャレです。

この本を読んでいると、何となく懐かしい気持ちになってしまいます。小さな頃に覗き込んでいた大人の世界を、思い出すかのような気になってしまいます。著者がこの少女だったのではと思えて来るくらいです。そんな子どもの頃を経て、大人になった人が、ふと思い出した喫茶店を舞台とした、常連さんたちの話、そんな物語です。事実のようでもあるし、作り話のようでもある、物語です。
(49冊目/2018年)


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